1.フェムト秒パルスレーザーの波形整形による究極的なエネルギ凝縮
フェムト秒パルスレーザーを各波長に分解し位相を調整して多光子吸収を最適化することで、空間の1点に大量の熱エネルギーを凝集した超急勾配熱分布を生成することができます。これを熱機関として仕事をさせることで液体空間に流体駆動源を配置することができます。

2.液体中のどこにでも配置可能な微小対流:多光子-熱マランゴニ駆動
フェムト秒レーザーを液体に集光すると多光子吸収により集光点の1点に熱勾配を発生させることができます。この熱で発生した気泡の周りには熱勾配に準じて流れる非常に強力かつ精密なマランゴニ流が生成されます。
この光駆動原は液体中のどこにでも瞬時に配置・撤去でき、材料を選ばず高効率で微小対象物の移動を制御することができます。

3.液体中の浮遊物に付随可能な微小光ジェットエンジン
レーザーを移動させたい対象物に集光することで、気泡が発生します。さらに熱源で加熱された高温の液体は気泡の界面の狭い領域でのみ膨張をして噴射されます。この微小な光ジェットエンジンは対象物の好きな箇所に瞬時に設置と撤去が可能で、様々な応用が可能です。

4.テラヘルツパルスの高速な位相変調手法
近赤外フェムト秒パルスレーザーの波形整形技術は光整流をすることでテラヘルツパルスの波形整形として利用可能です。テラヘルツパルスは波長が長いため位相変調が難しいのですが、本手法は近赤外域フェムト秒パルスの干渉を利用しているため非常に高速に広範囲で位相を変調することができます。
